私が「PATM」という言葉を知ったのは

術後臭に悩むようになって、しばらく経ってからのことでした。

2chの術後臭スレをはじめとして体臭スレを見ているうちに

「人に咳・くしゃみをさせる体質」に悩む人たちのコミュニティがあることを知しました。

それぞれの読者は、かなりかぶってたんじゃないかと思います。

最初は「体臭」に悩んでたんだけど、「PATM」もあるかも…と思うようになった人や、

「PATM」って、刺激物質だけでなくニオイも出してるのかも…と考えるようになった人など。

他の人の書き込み情報を見て、「自分もそうかも」と思い始めてしまう

まさに、自分がそうでした。



今まで何度も、「人の経験談」などから「自分もそうかも」と

思い込んでしまうことの危険性について書いてきました。

そう考えることで、それまで何でもなかったのに

突然、「思い込んだ通りの症状が出始める」可能性が高まるからです。



私は、術後臭に悩んで悩んで、色々調べるうちにPATMを知って

やがてその症状にも悩まされることになったわけですが、

「思い込んだ通りの症状が出始める」という意味で、

ものすごく印象的だった出来事があります。

それは、PATMの刺激物質が影響を与える「範囲」のこと。

10m以上離れてる人が反応する(それも室内だけでなく歩いているときも)とか、

窓を閉め切っているのに家の外の人が反応する、とか。

最初読んだときは、そんなことあるわけない、と思いました。

気にしすぎだから、とか、もはや精神病の域、と。

ところが、やがて自分もまったく同じ症状に悩まされることになったのです。

最初は、すれ違いざまに、他人が鼻に手をやる、

鼻啜り・咳払いする頻度が尋常じゃない、ということが気になり出しました。

自分にそういう仕草した人を、その後しばらく目で追っても、

他の人には全然しないわけです。

車に乗っていて赤信号停止のときも、

窓を閉めてるのに、真横を通る人のほとんどが鼻に手をやる。

家の中にいて、窓ガラスやドアや壁があるのにもかかわらず

やっぱり同じく外から咳払いやくしゃみ、ひどいときは「なんかくさい」という会話も。

そして、気にすればするほど、確かに10m、20mも離れている人の反応が

目につくようになったのです。

私が、相手に意識を向けた、まさにそのタイミング(としか思えない)で、

派手に咳払いをしたりくしゃみをしたり、鼻に手をやったり…。

ネットの書き込みを見たときには「そんなバカな」と思っていたことが目の前で何度も起こり

とても偶然とは思えなくなっていきました。




その当時は、量子論と意識の関係について興味を持つ前だったので、

それが量子力学的に説明のつくことだとは知らなかったので、

「自分はおかしくなってしまったのではないか」「でもこれが幻覚とは思えない」

「今まで気づかなかったのは、単に意識してなかっただけで、以前から症状はあったんだろう」

などと考えていました。




でもこれ、量子論なら説明できるのですね。

周波数は、全てではありませんが遮蔽物もつきぬけます。

分厚くて密度の高い、コンクリートなどの壁で放射線をブロックできるように、

周波数も遮蔽することはできますが、

薄い壁や窓ガラスなら、大抵の周波数は透過できます。

無線LANやWiFiをからの周波数で、スマホやPCをほとんどどこでも使えるように。

人間の脳のネットワークも(大嶋先生の言葉を借りれば)無線LANのようなものでつながっているので

例えば「人に反応される不安」「恐怖心」がある場合

その思いが強ければ強いほど強い影響力を伴って、本人から発信される。

そして、その周波数に対してある種の親和性のある人々(おそらく遺伝子的に)が、「反応」する。

量子論的に「距離」は関係ありませんから、10m、20m離れている人が反応しても

全く不思議なことではありません。

量子論的に距離についての説明をすると長くなるので割愛しますが、

離れた場所にほんの数瞬~数秒でメールのやり取りができることを考えると、

何となくイメージできると思います。

ということで、距離が離れていても反応されることは、量子論的に説明できることなんです。

ただ、その場合は、もうニオイとか刺激物質とかはあまり関係ない領域だと思いますが。

そして、それは距離が遠くても近くても同じなので、

これまで何度も書いてきたように、ニオイや刺激物質の有無は

やはりあまり気にする必要はないと考えています。



ともあれ。

大事なのは「距離が離れていても反応されるのは不思議なことではない」ということではなく

なぜ、そういう反応をされることになったのか、が問題なわけです。

私が自分を振り返って思うことは、話が戻りますが

「人の経験談」などを読んでから「自分もそうかも」と思い込んでしまった、

すると、それまで何でもなかったのに、徐々に

「自分もそうかも、と思い込んだ通りの症状が出始めた」となったのだと考えています。

そして、その奥には「自分は汚れている」「ニオイや刺激物質を出しているはず」

という思い込みによる不安や人と接することへの恐怖がありました。

自分が何を信じるか、何に共感・共鳴するか、で、現実が左右されてしまう、ということです。

目にした情報、人から聞いた話など、外側の情報から何を自分の中に取り込むか。

それによって現実は変えられるのですが、

そのことについて、わかりやすく書かれた本を見つけたので、ご紹介です。


何年か前に『話を聞かない男、地図が読めない女』という本が

ベストセラーになったのを覚えてらっしゃる方もいるのではないでしょうか。

その作者であるアラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ夫妻の本で、一昨年出たものです。


『自動的に夢がかなっていく ブレインプログラミング』

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こちらの本、序盤20ページに書いてた言葉↓


頭のなかで考えたことを、心から信じられるなら、
人はそれがどんなことでも達成できる



これ、以前の記事(汗の味とか空気清浄機とか)でも書たことと同じ↓だったので、ハッとしました。


誰にとっても「これをやれば絶対治る」という方法はないのだと思います。
逆に、「これをやれば絶対治る」という確信さえ持てれば、
方法は何であれ、すぐ治る可能性がある、とういうことでもあります。



自分が何を信じるか、何に共感・共鳴するか、で、現実が左右されてしまう

ということは、これまでの記事でも似たようなことを書いてきましたし、

大嶋先生の本で言われていることも、同じようなことです。

今回の本では、海外のベストセラー作家夫婦が、

脳科学の知識をふまえてわかりやすく解説していて、

さらに、「望む現実だけを選ぶ」のための実践方法が、色んな角度から提示されています。




脳にはRAS(脳幹にある「網様体」という神経の集まり)があり

RASは脳に入るほとんどすべての情報を中継している、とうことです。

睡眠・呼吸、心臓が一定のリズムで動くのも、体内の老廃物が排泄されるのも

すべて、RASの働きがあるから。

それだけでなく、おなかが空いて「食事にしよう」と思うなどの、行動する意欲もまた

RASを経由しているそうなんですね。


RASは、入ってくる情報をふるいわけて、
何に注意を向けさせるか、どれぐらい感心を呼び起こすか、
どの情報をシャットアウトして脳に届かないようにするかを判断する。

意識レベルのコントロールにもかかわっている。
何か特別な物事に関心があるとき、それに関係する情報が、
ぱっと目に飛び込んできたりするだろう。
それもRASのなせるわざである。



つまり、脳内のRASが、自動的に「情報の取捨選択」をしている、ということなんです。


パッと目の前を見渡してみると、様々なものが目に入ります。

目だけでなく、嗅覚触覚聴覚味覚、五感全てで「その場」を感じ取っているはずですが

意識して感じ取れるものは限られています。

電車に乗って音楽を聴いているとき、音に集中していると

向かいの席の人が男性が女性か、服の色は何色か、目にうつっているはずでも

後から全然思い出せないですよね。

窓の向こうの景色だって、目にうつってはいるはずですが、いちいち意識しません。

そんな感じで、五感を通して無数に入ってくる情報のうち、どれにフォーカスするか、

それを自動的にふるいわけているのがRASである、ということです。


世界はひどいところで、人々は悪意に満ちている」という考えに取りつかれたとしよう。

すると、テレビをつけたり新聞を読んだりするたびに、悲惨 なできごとや人の死、
戦争のニュースばかりが目に入るようになる。

それを見て、あなたが喜ぶかうちひしがれるかは、RASは気にしない。

ただ、あなたの頭のなかを占めている考え方や信念に沿って、
それに合う情報だけを外部から見つけ出してくる

 何か望まないもののことばかりを考えつづけていると、
その望まないものにあなたの意識が向くように、RASをプログラミングしてしまうことになる

望まないものばかりが目に入ると、
自分がひどい状況のなかでの闘いを強いられているという強迫観念におそわれて、
苦しむことに なりかねない。

「望むこと」だけを考え、「望まないこと」は考えないように、くれぐれも申し上げておきたい。


「望まないことばかり考え続けていると、

その望まないものにあなたの意識が向くように」というのは

これまでにご紹介した本や、

他の色々な自己啓発や精神世界の本やブログで言われていることですが

それが、脳の「RAS」という部分に係わっている、というのは初めて知りました。

そして、「望むこと」だけを考え、「望まないこと」は考えないように、ということについて

たくさんの実践方法が書かれています。

大嶋先生で言うなら、遺伝子コードをはじめとする「呪文を唱える」などがあるし、

以前ご紹介した本、

も、言ってることは同じです。

それを、ベストセラー作家さんが、わかりやすく「実践」に重きを置いて書かれたのが、

今回ご紹介した本…という感じでしょうか。

「実践」の具体的な方法と別に、興味深いと思ったのが、

「6回」接すると、脳は新しい考え方を受け入れる、というもの。


本書では、たくさんの大事なポイントが何度も色々な形で繰り返されているが
これはわざとそうした。
一つの考え方をもっとも効果的に学習できるのは、ある程度の間隔をおきながら
その考え方に6回接したとき
だということが研究によって明らかにされている。



私もブログの中で何度も同じようなことを書いてますが

大事だと思うことを繰り返し書くことで、自分にとっての振り返りにもなると考えていたし、

文章にすることで、漠然と考えていたことを明確にすることができたと感じていました。

そうした経験も、「6回接すると脳が受け入れる」ということだったのかな、と改めて思いました。

そして、さらに思ったのが、「他人の辛い体験談」につても、同じことが言えると思いました。

PATMなどの経験談を、何度も読み込んでしまうこと。

最初は「ありえない」と思ってたはずなのに、気になってつい、「間隔をおきながら」

何度も読んでいましたが、6回をこえたあたりに、もしかしたら「その考えを自分のもの」にして

実際に症状が出始めたということもあり得る、と思いました。(何回読んだとか覚えてませんが(^_^;)




また、ブログでも何度か取り上げている「アファメーション」も出てきます。

過去記事(花粉症が治ったかもしれない話)  キネシオロジーのこと

アファメーション(affirmation)とは肯定的な断言をする事。
個人的な「誓約」をする事。

具体的には「~したい」「こうなれば良いな…」という願望を
「~なっている。」と断定して繰り返し唱える事で、潜在意識に働きかけ、
変化や成長が遠くの未来にあるものではなく
「今・ここにあるのだ」という現実を作り出す事と言われている。
(はてなキーワードより)


本のインデックスを抜粋すると


第8章 アファメーションの威力
 ・偉人たちもこうして「アファメーション」を使っていた!
 ・アファメーションの「手順」と「ポイント」
 ・「自分をだましているだけでは?」と思う人への助言
 ・アファメーションの働きは「置き換えの法則」
 ・「自己イメージ」をガラッと置き換える方法
 ・「夢想」と「アファメーション」はまったく別物


という感じ。

アファメーションに関しては色々やり方があると思いますが、

参考になると思います。






最後に、しつこく以前書いたものを再掲載。


誰にとっても「これをやれば絶対治る」という方法はないのだと思います。

逆に、「これをやれば絶対治る」という確信さえ持てれば、

方法は何であれ、すぐ治る可能性がある、とういうことでもあります。

じゃあ、どうすれば「これをやれば絶対治る」と確信することができるのか。

それには、自分が選んだ方法を心から信頼する必要があります。

自分で選んだ方法を信頼するためには、自分への信頼が必要です。

そして、「自分で治す」という自覚。

かくいう私もまだまだですが、自分を大事にすること。自分に自信を持つこと。

それを追及していくのが、潜在意識をクリアにする、というプロセスでもあります。



誰かが治った方法を、ただ徹底的に試すのももちろんアリ。(私も散々やりました)

自分に合うと思うものだけを探したり試すのでもOK。

でも、それと並行して、「自分が選んだ方法を心から信頼する」こと。

それをするための方法が、大嶋メソッドをはじめとする啓発系の情報だと思います。

今回ご紹介した本もまた、その一つです。




そして、、「これをやれば絶対治る」という確信さえ持てれば、

方法は何であれ、すぐ治る可能性がある、とは逆に


辛い経験談を読んでそこだけにフォーカスしてしまうと、

例えば今までPATMを知らなかった人も「もしかしたら私もそうかも」となり

どんどん症状が出てしまう…という可能性にも、気をつけてただけたらと思います。

つまり、今回の本で言われてるように、意識の在り方次第では

RASの働きでPATMの辛い経験談の情報ばかり目についてしまうことになる。

現実もそれなりになる。

つまり、人に反応されることがどんどん増えていく、など。

なので、どの情報を選ぶか。

辛い経験談やニオイを確認することにフォーカスしてその周波数と同調するか

すぐに確信は持てなくても「治るための情報」を選んで、

その一部でも「こんな経験私にもあるかも」と思うかで、

脳のRASはどんどん変化し、それに続いて現実も変化していく…。



私自身、自分のRASをもっともっと変化させていきたいな、とつくづく思いました。