ものすごい微妙な記事タイトルですが…。

今日は、最近思い出した、悩んでた当時の出来事について。

基本、過去の辛かったことはあまり書かないようにしています。

以前の記事でも同じようなことを書きましたが、他の人の辛かった経験談を読んで

それに感情移入したり、リアルに想像したりすると

その周波数に同調して、同じような現実を目の当たりにする可能性がグッと上がるからです。

例えばワキガの手術を受ける前に「術後臭」という言葉を知って

不安に思いながら手術を受けるのと、

「術後臭」のことなんて知らずに、「これでニオイの悩みとは完全にオサラバだ!」

とワキガの完治を確信して手術を受けるのとでは、

その後の展開がかなり違ってくるだろう…ということです。

術後臭のことを知ってる・知らない、だけでなく、

「手術しても治らなかった人がいる」のをネットで見て「自分もホントに大丈夫かな」

なんて不安に思ってたりすると、やっぱりニオイが残ってる、とか、

やっぱり反応される、となる可能性が高くなるんですね。

あるいは、術後にニオイの悩みから解放されて何年も過ごしてたのに、

ふとネットで術後臭やPATMのことを知ってしまい、

「まさか自分も…」と思って周囲の反応をうかがってるうちに

他人のちょっとした仕草が気になり出し、そこからどんどん症状が出始める…とか。

以前紹介した「腰痛は心の叫びである」という本でも、

確かヘルニアの手術だったと思いますが、

手術をしても治る人と治らない人がいて、

手術で治る人は「治ると心から信じることが出来た人」みたいに書かれていました。

はっきりいって、腰痛はヘルニアの手術をしてもしなくても同じ、ということ。

腰痛の大部分は「意識の問題」なので、ヘルニアの手術で直接治るわけじゃないけど

「手術をしたんだから絶対に治る」という信念があれば、

それによって治ることもある、ということなんですね。

でも、ちょっとでも「治らないかも」「再発するかも」「本当は治りたいと思ってない」

などの潜在意識があると、手術しても治らなかったり、再発したりする。

そのようなことが書かれていました。



術後臭の場合、「術後臭」のことをまったく知らずに

他人の反応が気になり始めてからネット検索で

初めて「術後臭」や「PATM」のことを知った方もいるかもしれないので、

そのような場合は「腰痛~」の例は当てはまらないのかもしれません。

でも、手術しても周りの反応が気になるようなら、

術後臭のことを知らなくても、やっぱり手術前から「アポクリン腺の取り残しがあるかも」などの

不安や疑いが強かったから…に他なりません。

そして、ほとんどの場合は、何の前触れもなく突然反応され出したのではなく、

例えばネットの書き込みを見て「自分も臭ってる(刺激物質出してる)かも」とか

「術後臭だけでなくPATMも当てはまるかも…」とか

元々不安に思う気持ちがあって、さらに何かのきっかけで極端に気にするようになり

その後加速度的に反応がひどくなった…という場合が多いのではないでしょうか。




とにかく、ニオイの悩みに限らず、他人の辛い経験が書かれた文章を

安易に読み込まないことで自衛する必要があるな、と個人的には思っています。

もう一度書きますが、

他の人の辛かった経験談を読んで、それに感情移入したり、リアルに想像したりすると

その周波数に同調して、同じような現実を目の当たりにする可能性がグッと上がるからです



で、そんなことを言いつつ、過去の辛かった経験について今回書くわけですが。

ここで言いたいのは、こんな辛い経験をしてますということではなく、

今思うと、この経験も結局は自分の思い込み、

といっても、思い込みだから「自分の気のせいだった」というのではなく

思い込みによって「そんな現実が作られていた」ということなんです。

だから、辛い現実を作るような思い込みは、潜在意識からなくしてしまいましょう、ということです。





ということで、汗の味




私が、術後臭対策で一番長期にわたって頑張ってたのは、

毎日熱いお風呂で40分以上半身浴、というものでした。

4,5年は続けたでしょうか。

40分以上、というのは掲示板か何かの改善報告のマネだったと思います。

夏でも毎日、汗をいっぱいかけるようお湯の温度を上げて、フーフー言いながら浸かってました。

半身浴の他に、「真夏に1時間だか2時間以上、

速足でウォーキングして玄米菜食で改善した」、という情報も取り入れて、

結構長い間、ウォーキングもしていました。

冬場は、締め切った部屋の中、ストーブの前にルームランナーを置いて歩いたりもしました。

とにかく、「汗だくにならねば」と必死でした。




そうしたことを続ける中、あるときふと、「汗をなめてみよう」と思ったんですね…(^_^;)

「毎日汗だくになってるけど、血液が濃くなって相当塩辛いのかも」

「PATMも気にしてるから、塩気だけでなく他にも変な味がするかもしれない…」

なんてことを思いつき、ある日半身浴で身体に浮いていた汗をなめてみたわけです。

腹から上の、お湯から出てるあらゆる毛穴から汗が浮いてましたから、

手の甲とか、肩とか、顔とか、胸とか、

ホントもう書いてて恥ずかしいですが、直接、あるいは手ですくって味を確かめました。



結果。



肩(脇の近く)の汗が、めっちゃ酸っぱかったんですorz



「汗の味が酸っぱい」とか、そんな情報は2chとかでも見た気がしないんですが。

本当に、明らかに酸っぱかったんですね。(その後何度となく試しました。数年にわたって)

で、「こんな酸っぱい味ってことは、酸っぱいニオイがしてるはず」、とも考えました。

そして、「これは血液が酸性になってるから?」とか、

「酸性かどうかは別として相当血が汚れてるに違いない」、とか、

「運動のしすぎで乳酸とかが溜まってるってこと?」…と思ったりしました。

で、酸性にはアルカリでしょう、と、アルカリイオン水を飲んでみたり、

酸性食品を控えるようにしてみたり。

でも、ほとんど意味なかったと思ってます。

乳酸が疲労物質というのも最近では怪しいらしいし、

そもそも、運動して乳酸がたまるのは筋肉らしいですしね。

だいたい、乳酸の味が酸っぱいかどうかなんて、良く考えたら、知らない。

「酸」がつくから何となく「酸性」「酸っぱい」というイメージだけ。

だいたい、なぜわきの下の近くの「肩」だけが酸っぱかったのか。

今思うのは、私は当時(というか術後臭に悩むようになってからずっと)

手術によって脇から汗をほとんどかかなくなったことに恐怖を感じていたんですね。

脇から大量の汗とともに毒素を排出してた(だろう)はずなのに、それを強制的に止めてしまった。

だったら、汗が出るようにならなければ、最早治らないのではないか。

でも、手術で汗腺を取ってしまったから、もうそこは二度と再生できない。

術後臭・PATMが治らないだけでなく、身体の中にどんどん毒素がたまっていってしまうかも…。

この恐怖が、いつもありました。

玄米菜食をしても、サプリを飲んでても、脇汗を取り戻せない以上

結局全部無駄なんじゃないか…という恐怖。


だから、脇に近い肩の汗が酸っぱかったのは、

脇から出せなかった毒素がそこから出てるんじゃないか…と。

そう思うようになったのは、汗をなめてみる前か後かおぼえてませんが、

完治するまで、ずっとその思いがありました。





でも、結局「汗をなめてみよう」と思ったときも、

実際汗をなめてみて「酸っぱい!」となったときも、

「思い込みばっかり抱えてた」ということが、今ならわかります。



「血液が汚れてるんじゃないか」
「汗が濃くなってるに違いない」
「乳酸の蓄積で酸っぱいのかも」
「脇汗が出ないから、近くの肩から毒素が出て酸っぱい味が?」


この辺、全部根拠のない思い込みです。

でも、精神的に追い詰められた末の、相当強力な「思い込み」だったわけです。

根底には「脇汗が一生戻らなければ、完治できないのではないか」という強い恐怖もあった。

おまけに、「汗の味を確かめる」という行為は治すための行動ではなく、

結局「自分は汚いに違いない」っていう自虐的な信念を上塗りするだけの行動だったんですね。

治るための行動とは、真逆のこと。

治るわけなかった…と、つくづく思います。

で、ダメ押し的に、なめたら実際「酸っぱい」となって、

さらに落ち込んで負のスパイラル…。





なので、この文章を読んで、絶対に「汗なめてみよう」とか思わないで欲しいのです。

確かめたって何にもならないんです。

どこかの記事で書いたように、ニオイ(刺激物質)のあるなしは重要じゃないんです。

ニオイや刺激物質のことを気にせずにいられない自分がいる、

周囲の反応を気にせずにいられない自分がいる、それが全てだからです


実際ニオイや刺激物質が出てる場合も出てない場合もありますが、

悩みを克服するうえで、それを確認することにはほとんど意味がないと思います。

当時の私は、肩から出る汗が酸っぱかった。これは事実です。

でも、汗の味が酸っぱく無くなれば治る、というのではない、ということです。

たくさんの思い込みや恐怖が「肩の汗が酸っぱい」という現実を創っていたからです。

思い込みや恐怖を無くすことが、嫌な現実を変えることになります。




ちなみに、最近そのことを思い出して、久々に半身浴して、汗をなめてみました。

酸っぱい味はしませんでした。しょっぱかったけど。

思い込みや恐怖を手放していたから、というのが大きいと思ってますが、

ムリして汗を出しまくるという行為そのものが、身体に負担をかけてたのかもしれないですね。

半身浴はもちろん、運動でも食事療法でもサプリでも、その他のことでも

「やりすぎ」はかえって状況を悪化させるんだろうな、と思います。

結局、汗の酸味の原因はわからずじまいですが、その辺は判明してもしなくても同じかな

と、今は思っています。

かといって、気なる症状があるのなら、

その原因を追究するのが悪いことだとも思ってません。(汗の味の確認は絶対NGですが)

原因を納得いくまで追求し、対処療法を繰り返す中で改善する、というのが合う人もいると思います。

それを繰り返すうちに自信がつき、自然と自己肯定感が上がって、

自分では気づかないままに意識が変わって完治する。

ネット上で完治報告をしてくれている人たちは、そういうプロセスをたどったのかも、と思っています。

いずれにせよ、誰にとっても「これをやれば絶対治る」という方法はないのだと思います。

逆に、「これをやれば絶対治る」という確信さえ持てれば、

方法は何であれ、すぐ治る可能性がある、とういうことでもあります。

じゃあ、どうすれば「これをやれば絶対治る」と確信することができるのか。

それには、自分が選んだ方法を心から信頼する必要があります。

自分で選んだ方法を信頼するためには、自分への信頼が必要です。

そして、「自分で治す」という自覚。

かくいう私もまだまだですが、自分を大事にすること。自分に自信を持つこと。

それを追及していくのが、潜在意識をクリアにする、というプロセスでもあります。






そして、空気清浄機のこと



同じく、最近思い出したのが、空気清浄機のこと。

これは、ネット情報でよく見かけたものです。

空気清浄機が、異常に反応してしまう、というもの。

ひどい体臭で悩むまで、家で空気清浄機を使うという発想なんてなかったんだけど、

外からのくさいくさい攻撃や、咳攻撃のために窓を閉め切るようになっていた私は、

うん、空気清浄機、使った方がいいよな、と考えて、外出もままならない中

頑張ってヨドバシで買ってきたわけです。

で、いざ家に置くようになったら、今度は反応が気になってノイローゼですよ。

自分が通ったときだけ異様に反応するのです。まさにネット情報の通り。

ただ近くに座ってるだけなのに、緑からいきなり赤に反応することもあって

もう、まともではいられませんでした。

でも、外の反応が気になって、止めることもできないんです。

それだけ変なニオイだか刺激物質を出してるってことなんだから、

少しでも空気清浄機で軽減しないと、周りに迷惑がかかる…ということで。

ほんとに、おかしくなりそうでした。というか、おかしくなってました。

空気清浄機の反応が恐ろしい。

でも、家の周りからの反応も恐ろしくて、空気清浄機を止めることもできない。

それまで、家の中で一人になる時間が唯一安らげるときだったのが、

空気清浄機を買ったせいで、家に居ることすらストレスになってしまったのです。




で、その空気清浄機の反応ですが、これも量子力学的に説明がつく、と今は思ってます。

結局「こうなったらどうしよう」という極度の不安や恐怖の周波数が、現実になる、とうことです。

そのことについては、過去記事で詳しく書いています。(潜在意識と体臭のこと

さらに補足として、最近何冊かご紹介している心理カウンセラーの大嶋信頼先生の本で、

まさにうちの空気清浄機と同じことなのでは?という驚きエピソードが紹介されていました。

先生のカウンセリングルームに置いているCDプレーヤーが

何度か立て続けに壊れてしまった、というお話です。

比較的新しいものなのに、一体なぜ…と原因を追究していって

それが起こるときに、とあるクライアントさんが隣室でカウンセリングを受けていた、

ということがわかったそうです。

本は知人に貸していて抜粋できないのですが、先生のブログに同じようなことが書かれてました。


でも、カウンセリングをやっていて、クライアントさんが過去のことで「おりゃ~!」と怒ったら
「あ!CDプレーヤーが壊れちゃった!」という現象があり「へ~!」となります。

 もしかしたら不良品だったのかも?と思って、今度は別の高いやつを買って使っていても
「あ!クライアントさんが怒ったら壊れちゃった!」と原因不明の故障で再起不能に。

 怒った時に電球が切れたりするから「電球を変えるのが大変!」と
以前は頻繁に電球を交換していました(ありがとう~!LEDさん!)。

 あ!脳って電気で動いていて、その電気って外にも影響を及ぼすのかも?
とたくさんのケースを見ていてそのような仮説が立てられます。

 そして「不安」とか「緊張!」そして「ムカつく!」と怒りや不安を脳に帯電させて
発散することができない方が「ビビビッ!」となっている傾向があるかも!ということが見えてきます。
だから「不幸を引き寄せちゃう!」という人たちの考えは間違っていなくて
「脳に怒りや不安の電気を帯電していると~!大変な目にあう~!」という物語がここで出来上がるわけですね。




「脳って電気で動いていて、その電気って外にも影響を及ぼす」


脳に微弱電流が流れてるのは周知の事実ですね。(脳波)

その電気が、自分の脳だけでなく、「外にも影響を及ぼす」ということ。

これはあくまで大嶋先生の仮説ですが、電気は周波数ですからね。

全ての物質と、物質以外の目に見えない電波や音、さらには思念に至るまで

周波数(エネルギー)である、というのは量子論でも説明できることです。



大嶋先生の場合は、CDプレーヤーの故障だったり、電球が切れたり、ということでした。

そして、それが起こるきっかけが、「クライアントさんの怒り」

つまり、極度の「不安」「緊張」「怒り」などの感情がきっかけになっている…と。

空気清浄機も同じ…としか思えないのですが、どうでしょうか。

私の場合も、極度の「不安」、外でも家でもリラックスできないという極度の「緊張」。

これによって、当時の私の脳は常に帯電しまくってるので「大変な目にあう~!」、

大変な目=空気清浄機の異常反応、ですね。

(ご近所からのクサイクサイ攻撃やすれ違いざまの咳・鼻啜りなども同じことかな、と)

「脳の電気」でCDプレーヤーを壊せるくらいなら、空気清浄機の異常反応なんて

簡単に起こりそうな気がしてしまいます。

そして、この「外にも影響を及ぼす脳の電気」を通じで、

人はみんな「脳のネットワーク」でつながっている、というのも大嶋先生の仮説です。

まさに、Wi-Fiのようなネットワーク…。

私は、そのネットワークの中で、大嶋先生の言う2:6:2の下2割の支配されちゃう人たち、

あるいはそれと同じような特性を持つ、HSPといわれる敏感な人たちは

生まれつき、他人の「脳の電気」の影響を受けやすい体質ということかな…

と、思っているんです。


でも、ここで「どれが他の人の思考か自分のオリジナルかわからな~い!」ってなるでしょ!
「不快な思考はみんな人のもの!」どれひとつあなたのものではない。
「これは私の思考だよ!」と思った時に、それが現実となり不幸の現実を作り出す…



大嶋先生は、そこまで(↑)言い切っちゃってます。(ブログより)

あくまでも先生は仮説です、とおっしゃってますが、

私は自分の経験から、その仮説がものすごくしっくりくるんです。



ちなみに、現在の空気清浄機に関する状況について。

今は全く気にしてませんし、異常な反応もありません。

というか、家では使ってません。必要性を感じないから。

花粉の季節に時々使う程度です。

以前は病院の待合室などでもエライことになって(空気清浄機に反応されて)、

縮こまってましたが、そこでもおかしな動きはありません。

単純に考えれば、体臭・術後臭の悩みから完全に解放されたから

反応されなくなった…となるのでしょうが、

汗の味にしても、空気清浄機にしても、反応がなくなったのは

私の中の極度の「不安」や「恐怖」がなくなったからだろう、と思っています。

不安や恐怖が現実に影響を及ぼした結果が、「酸っぱい汗」であり

異常に反応する空気清浄機だったんじゃないかな、と。

実際ニオイや刺激物質が出ていたかどうかは、わかりません。

多分出てるときと出てないときがあったと思います。

ニオイや刺激物質が実際に出てたから空気清浄機が反応したのかもしれないし、

原因物質のあるなしにかかわらず、大嶋先生の言う「脳の電気」に反応してたのかもしれない。

検証しようもありませんが、何度もくり返しているように

ニオイや刺激物質の有無を確かめることは、治るのに何の役にもたたないと思う、

ということです。



最後に、上で書いてる文章のコピペになりますが、一番言いたかったことなので。




誰にとっても「これをやれば絶対治る」という方法はないのだと思います。

逆に、「これをやれば絶対治る」という確信さえ持てれば、

方法は何であれ、すぐ治る可能性がある、とういうことでもあります。

じゃあ、どうすれば「これをやれば絶対治る」と確信することができるのか。

それには、自分が選んだ方法を心から信頼する必要があります。

自分で選んだ方法を信頼するためには、自分への信頼が必要です。

そして、「自分で治す」という自覚。

かくいう私もまだまだですが、自分を大事にすること。自分に自信を持つこと。

それを追及していくのが、潜在意識をクリアにする、というプロセスでもあります。




…毎回同じことばっかり言ってる気がしますが。


本当に、そう思っているのです。



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